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新年最初のご挨拶 + 小さな小さな小話詰め合わせ [雑記 : Dolly Shadow]

■ 大変遅くなりましたが、新年最初の更新です。今年もどうぞよろしくお願いします!
今回は、リヴのことや、ツイッターの方で書いたささやかな小話などの詰め合わせになります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【1】新年のご挨拶
【2】ツイッターお題を元に書いたミニ小話
【3】ポッキーの日にツイッターでお子様お借りして書いたミニ小話

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【1】新年のご挨拶
  


■ 改めまして、新年初めての更新になります。
クリスマス後くらいからタチの悪い風邪を引きまして、ずっと寝込んだりぐだぐだしたりだったので、こんなに遅くなってしまいましたが……><
今年もうちのDollyShadow組の子達と共にブログやって行きたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
昨年はちょっと更新ペースが良くなかったので、今年はもっと頑張れたらいいなー……
今回はツイッターの方で書いたミニ小話集ですので、気軽にお付き合いいただければと思います^^
 
 
 

 
 
 
【2】ツイッターお題を元に書いたミニ小話
 
 
(診断はこちら→http://shindanmaker.com/15896


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【ミズリは「ハンドガン」「休日」「ファーストフード」に関わる、「会話文のみ」のSSを5ツイート以内で書きなさい。】

「何だよ。せっかく乗り気だったのに、射撃場が休みとか…… うー、不完全燃焼だぜ」
「まぁ、そういう時もあるさ。ほら、食えよ。フィッシュバーガーならお前さんも食えるだろ?」
「ちぇ。こうなったら、今夜辺り仕事でも来ればいいのにな。あーあ」
「そうだな。そしたら俺も噛ませてもらうか」

「……そういや、ヒナタ」 
「ん?」 
「アンタ、前は銃苦手だーとか言ってたのに、最近けっこう練習してるっぽいよな。何、心境の変化?」 
「ああ…… 別に、そういうわけじゃないんだがな。ただ、自分の身は自分でキッチリ守れた方がいいよなって、思ってね」 
「ふぅん…… あ、ポテトもらうぜ」

「……ククッ……」 
「何だよ。コール兄みたいな笑い方するなよ。気持ち悪ぃ」 
「悪い悪い。お前さんがけっこう鋭いからさ」 
「は?」 
「……確かに、心境の変化かもな。簡単には死ねないって、思うようになったって言うか…… あー、ポテトもっと食っていいぜ、アヤセ」 
「んなにいらねーよ!」

(会話文のみって逆に難しかったような気がしました。ヒナタ、濫觴君という素敵な恋人がいるリア充ですからね……)
 

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【ミズリは「パソコン」「10年後」「ゲーム」に関わる、「縛りなし」のSSを5ツイート以内で書きなさい】

薄い画面をそっと指で擦ると、まるで本がめくれるように画面が次の頁へと進んだ。 私は感心しながら、電子の本を読みすすめていく。 それは、私がずっと探していた本だった。 絶版になってしまい、今はもう電子版しかないらしい。 例え本の形ではなくても、再会出来たのはありがたいことだった。

内容は、ありがちなミステリー小説。 登場人物には個性がなくて、今になって読み返してみれば人気が出なかったのも頷けるものだった。 だけれど、あの頃の私たちには、むしろ丁度良かったのだろう。 犯人当てをして遊ぶには。 あの頃の私は今以上に世間知らずだったから、苦労したのを覚えている。

「すごいね、タカヒロ。どうしてわかったんだい?」 彼の解説を聞く私は、きっときらきらと目を輝かせていただろう。 頁を捲りながら要所を教えてくれる彼を、私は胸を高鳴らせて見ていた。 自分が恋をしているなんて欠片も気付かなかった。ただ、この胸の鼓動を聞かれたらどうしようと思っていた。

タブレットを膝に置き、私は独り苦笑した。 どうやら私は、彼の顔ばかり見ていて肝心の解説を忘れてしまっているらしい。 私はそれを鞄に入れ、外出の支度を始めた。 『彼』がそれを覚えているかはわからない。 いや、忘れていてもいい。 だって、もう一度犯人当てをする楽しみが出来たのだから。

(クゼ神父の話です。10年前、クゼさんは初めての恋をしているので…… まさにお題がぴったりでした)


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【お題ではないけど、ふと夜中に書いたミニ小話】

琥珀色のグラスを傾け、ふと思う。 何かが足りない。 眼下に広がるのは、見慣れた都会の夜景。気分の良い時に眺めれば、綺麗だとも思える景色だ。 だが…… 足りない。 乾きが、癒えない。 大きなカウチに寝そべり、カラカラと氷を鳴らしてみた。 何だろう。 乾いた音しかしない。

そうか。 誰もいない隣を見て、俺は思う。 足りないんだ。 あの控えめな微笑みが足りないんだ。 さらさらと触り心地が良い、あの髪が足りない。 千紗さんと俺を呼ぶ、あの声が足りない。 乾いた喉を潤す水よりも、全てを紛らわす強い酒よりも、何よりも…… バンリが、足りない。

テーブルの上の携帯に手が伸びた。 無駄なことだというのはわかっている。 電話なら、ついさっき掛けた。 だが、帰ってきたのは録音メッセージだけ。 今は電話に出られないという、バンリの言葉…… 仕事中なのだろう。 あの都会の闇の中で、アイツは賞金首を追っているに違いない。

……心配、なのだろうか。 ギシッと背もたれが軋みを上げた。 心配していないと言えば、きっと嘘になるだろう。 だが、同時に信じてもいる。 バンリが死ぬはずはない。 俺の知らないところで、俺に黙って勝手に死ぬはずはない。 信じている。 アイツは、バンリは、俺のものなのだと。

「……バンリ」 酒臭い息に混じって、アイツの名が口から零れた。 俺は携帯を放り出し、またグラスを傾ける。 蕩けるような甘い香りが、乾いた喉をじりりと焼いた。 重くなっていく身体が、だんだんとクッションへ沈み込んでいく。 やがて夜景が視界から消え、暗い天井だけになった。

その時、携帯が着信を知らせた。 大抵の時は嫌な知らせしかないその振動音。 だが俺は、掻っ攫うように携帯を取り上げた。 画面には、期待通りの文字が浮かんでいる。 迷わず着信を押し、耳に押し当てると…… 求めていた声が聞こえた来た。 乾いた喉に水が染み込むようだった。

「千紗さん」 「……バンリか」 「夜分失礼します。すみません、お電話いただいたのに出られなくて。仕事だったものですから……」 ほろ苦く微笑む顔が目に浮かぶ。 申し訳なさそうに。 心から残念そうに。 そんなバンリを思い浮かべるだけで、俺は、何故か心地良い満足感を覚えた。

「気にするな。それより仕事は片付いたのか」 「はい、今引き渡してきました」 「そうか。なら、今すぐ俺の部屋に来い」 「え、今からですか?」 「……何だ、予定でもあるのか?」 「いえ、そうじゃなくて…… ご迷惑ではないかと」 「迷惑なわけがあるか」 俺はニッと笑った。

(ここで眠くなって寝てしまったので、ちょっと中途半端>< ちーばんはミズリの癒しです)
 
 
 

 
 
 
【3】ポッキーの日にツイッターでお子様お借りして書いたミニ小話
 

(昨年11月のポッキーの日に、お子様をお借りし合うコラボで書かせていただいたミニ小話です)


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柚ぽさんのヒワセさんと、クゼ神父】

「仕方がないね。決まったことでは…」 苦笑しつつポッキーの箱を差し出す私に、彼の戸惑い気味の眼差しが向かう。その怜悧に整った顔立ちは、傍目にはいつも通りのクールさに見えたかもしれない。だがこうして側に立ってみれば、さすがの彼も困惑していることがわかった。無理もない。

私も正直無理だと思っていた。だが、ヒワセ君は時々教会に来てくれる子だ。まだ抵抗感は少ない。それに…… ちらと、上目にその顔を見遣る。 それに、普段クールそうな彼の困惑の表情を目の当たりにすると…… 司祭にあるまじきことだけれど…… ちょっと、面白いと思ってしまう。

「ほら」 手を出そうとしない彼に、私はポッキーを指に挟むと、その口元へ運んでやった。 「……司祭が、いいのか?」 「勿論良くはないね。そう思うのならば、君が負けてくれれば良いことではないのかな?」 くすっと微笑んで見せる。 端正なその顔が少しムッとしたように見えた。

(司祭の純血を盾に、ちょっと面白くなっちゃったクゼさんでした^^; どえすだからなぁ…… クゼさんもギリギリになるとさすがに焦ると思うので勝負どころはそこです! ありがとうございました!)


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まひろさんの煙屋さんと、海里】

ぱきりと、ポッキーが手前で折れる。 残った欠片を噛み砕きながら、海里は何事も無かったかのように身を離した。 「ごちそうさまです。フフッ、拍子抜けですね。遠慮などせずとも結構でしたのに」 「いやすみません、目上の方にこのままくちづけするなんて俺にはとてもとても…!」

エキゾチックなターバンを揺らしながら、調子の良い言葉が返ってくる。 海里はくすっと目を細めると、傍らの椅子に身を沈めた。 11月11日という日にちなんだ他愛もない余興だったが…… 思ったよりは楽しめた。 傍らの秘書から小袋を受け取り、海里はそれを卓の上に放り出す。

「では、“煙屋さん”。約束通り、こちらの金額でお願いしましょう」 小袋に入れられた金額は、始めに提示されたものの割引価格。 顔色の伺えない褐色の人をちらと見遣り、海里は出された茶を啜る。 「大切な方をお迎えする、大切な夜です。ぜひとも、素晴らしい香りをお願いしたい」

「素晴らしい…… ね」 「ええ。それこそ、フフッ…… 僕の大切なその方に、夢のような心地を味わっていただけるような、ね」 黒縁眼鏡の奥で、褐色の目が優しげに歪む。 その微笑みを、褐色の男はどう見たのか。 ターバンと前髪に隠れたそれは、海里の目には見えなかった。

(すみません、海里が安定の変態紳士で。煙屋さんには申し訳ない方向でお世話になってる気がします。ありがとうございました!)


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キセツさんの大人ミソくんと、ニコ】

「ゲームだよ、ゲーム」 そうくすくす笑いながら、青年はパフェに刺さっていたポッキーを抜き取った。 ポッキーゲーム。懐かしいなとニコは思う。昔、嫁さんとやったことがあったっけ。あの時は照れたなぁ…… 新婚時代の甘ずっぱい思い出。 だが、それに浸っている間はないらしい。

「いいじゃない、ゲームだってば。遊びだよ、遊び」 青い目をすぅと細め、微笑む青年。ホオベニムクチョウの頬紅模様のせいもあるのだろうか。何やら、ちょっと蠱惑的に見えてしまう。 「やー、それはそうだけど……」 「ほら。ね?」 すぃと、ポッキーの先が差し出される。

悪気なく、有無を言わせないような感じ。まるで無邪気な子供みたいだ。 「あはは…… しょうがないなぁ。お互いの嫁さんには内緒ってことで、頼むよ?」 照れてしまうのを苦笑いで誤魔化しつつ、ニコは彼に倣ってポッキーの端を咥えた。 予想以上に、顔が近い…… これは照れる。

何となく…… ごめんな、嫁さん。あと、ナオ…… いや、ナオには別に謝ることないか…… そんなことを思いつつ、ポッキーをもぐもぐする。 予想以上にお互いの距離が近付いていることに、ニコはまだ気付いていなかった。

(イラストにしていただいたポッキーゲーム模様の、ミソくんの目付きがいろっぽ過ぎて…… これはニコ照れる! 妻帯者同士のポッキーゲームってドキドキですね>///< ありがとうございました!)
 
 
 

 
 
■ というわけで、最初の更新は軽く肩慣らしにミニ小話集でした。
実は1月1日にお誕生日を迎えている子がいるので、そのお誕生日記事にしたかったのですが…… なかなか風邪が良くならなかったもので(´・ω・`)
これから少しずつ調子を戻して、ぼちぼちやってきたいなーって思ってます。
改めて、今年もどうぞよろしくお願いしますー!






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